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  • 2018.06.06

2018年度 中堅・中小企業の新入社員の意識調査結果(東京商工会議所)

2018年度 中堅・中小企業の新入社員の意識調査結果

【調査概要】

(1)就職活動の感想
⇒2年連続で「やや厳しかった」が増加
学生優位の売り手市場が続くと言われる中で、「順調だった」、「ほぼ順調だった」と回答した割合は 2 年連続で減少。「ほぼ順調だった」が 35.4%(昨年度比▲2.1%)と減少し、「やや厳しかった」が 32.1%(昨年度比+2.8%)と増加した。

(2)就職活動で苦労したこと
⇒自分のやりたいことがわからずに悩む傾向は変わらず
・「採用枠が少なく競争が激しかった」が 27.6%(昨年度比▲5.6%)、「説明会や面接の日程・時間の調整」が 31.0%(昨年度比▲16.3%)と大きく減少。「自分のやりたいことがわからず悩んだ」が 55.3%で昨年度同様に最も多い結果となった。

(7)入社した会社を選んだ理由
⇒「待遇(給与・福利厚生等)」がやや増加
・「仕事の内容がおもしろそう(46.7%)」、「職場の雰囲気が良かった(35.2%)」、「自分の能力・個性が活かせる(34.6%)」の上位3回答に変動はなかったが、次いで「待遇(給与・福利厚生等)が良い」が 24.2%と昨年度比で 2.9%増加した。

(8)今の会社でいつまで働きたいか
⇒女性、「結婚するまで」「子どもができるまで」が過去 7 年間で最低に
・「定年まで働きたい」が 25.2%(昨年度比▲8.6%)と大幅に減少し、「チャンスがあれば転職」が 15.6%(昨年度比+6.0%)と増加した。さらに、「チャンスがあれば転職」、「将来は独立」、「時期をみて退職」の合計が 25.8%と過去 8 年間で最も高く、転職や独立に対する意識の高さが見られた。

(9)社会人生活を送ることで感じる不安
⇒仕事と私生活とのバランス、社内の人間関係に不安
・全体的には「仕事と私生活とのバランスがとれるか」が 53.1%と最も多く、次いで、「上司・先輩・同僚とうまくやっていけるか(52.6%)」、「仕事が自分にあっているか(47.8%)」となった。

(以上原文引用※詳細はタイトルをクリックしてください)

2018.6.4 東京商工会議所

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