- 人材開発情報
- 2024.10.17
メンタルヘルスとカウンセリング実態調査(マイシェルパ)
調査結果サマリー
1. カウンセリングへの関心は高いが、心理・費用・時間面など抵抗が強い
半数を超える約53%の人が重要性や興味関心を示していて、20〜30代を中心にその重要性が認識されていることが明らかになりました。一方で、興味関心があると答えたうち約48%の人が、カウンセリングに対する心理的な負担や費用面、時間の問題などの抵抗感やハードルを感じていると回答しています。
2. 半数以上が必要性を感じながらも、ほとんどの人が利用していていない
カウンセリングを利用している人は日本ではわずか6%というデータがありますが(OECD Health at a Glance 2023)、今回の調査では半数を超える約55%がカウンセリングの必要性を感じていることが明らかになりました。
3. 7割以上の人が悩みや不安あり。その内の半数近い人が仕事に及ぼす悪影響を経験
7割以上もの人が悩みや不安を持っていることが明らかになり、その内の半数近い約47%の人がメンタル不調による仕事のパフォーマンス低下など何らかの影響を経験しています。
「悩みや不安などはあるが、仕事には影響しない」という回答については、「自分で認めたくない」というような否認(※1)が働いている可能性がある場合が考えられます。
※1 否認とは、精神医学や心理学の領域で使われる精神分析の用語で、外界の苦痛や不安な事実をありのままに認知するのを避ける、無意識に無視してしまう心の働きを指します。
(以上原文引用※詳細はタイトルをクリックしてください)
2024.10.10 マイシェルパ