- 人材開発情報
- 2022.04.06
人材育成に関する意識調査(リ・カレント)
<育成担当者・育成責任者意識調査結果・サマリー 育成を担う社員の本音>
1.育成の目的=「業務指導」の観点に留まる回答が半数占め、「ポスト人材育成」の観点は2割以下に
育成観=「育成の目的の捉え方」について回答者自身の考えを問う設問では、育成の目的を「業務に関する知識・技術・技能を伝えること」(54.6%)と捉えている回答が半数を占めた。また、次点は「部下自身の目指す姿に沿ってキャリアアップを支援すること」(18.8%)となった。「会社・組織のために必要な人を育てる」としたポスト人材育成観点での回答は15.7%と2割以下に留まった。
2.働く理由「報酬を得るため」6割弱、組織は「報酬をもらう場所」が最も多く、若手意識調査と近似
仕事観=「何のために働くか」を具体的に聞くと「報酬を得るため」(58.9%)が突出して多くなった。また組織観=「所属組織をどのような場所と捉えているか」について聞くと、「業務の対価として報酬をもらう場所である」(35.0%)が最も多くなった。これらの結果はリ・カレントで~2021年4月に実施した「若手社員の働くに関する意識調査(以降若手意識調査)」の結果と同様のものになった。
若手意識調査内では、若手社員らも働く目的に「報酬を得るため」を最も多く回答し、組織観についても同様に「業務の対価として報酬をもらう場所」を答えている。
3.育てる・働くに関する価値観は立場の変化に反してほぼ変化せず
調査内では、実際に育成を担当している社員=育成担当者、育成の責任を負う社員=育成責任者(主に管理職を想定)、育成の実務者・責任者ではないが育成的な関りを持つ社員=メンターとそれぞれ定義し、育てる・働くに関する回答結果を比較した。しかし、育成の立場ごとの回答に有意な差異はほとんど見られなかった。
(以上原文引用※詳細はタイトルをクリックしてください)
2022.3.23 リ・カレント