- 人材開発情報
- 2017.08.29
仕事満足度ランキング2017(DODA)
職種ランキングの傾向
~総合満足度 1位は「融資審査・契約審査(金融系専門職)」で、73.5点~
110職種の中で総合の満足度が高いのは、1位が「融資審査・契約審査(金融系専門職)」、2位が「MR(営業)」、3位が「人事(企画・管理)」という結果になりました。
今回の仕事満足度ランキングは、上位20職種のうち9つが企画・管理系職種となり、コメントを見ても、「希望通りの仕事ができている」「やりたかった職種に就けているから」という意見が目立ちました。企画・管理系職種は、やりたいこと・得意なことを仕事にしている人が多い傾向にあり、仕事内容に対する希望と現実のギャップが少なく満足度が高い結果につながっていると考えられます。
仕事満足度に最も影響するのは「仕事内容」
今回15,000人の回答からは、総合的な仕事満足度に最も影響する指標が「仕事内容」であることも分かりました。次いで「給与・待遇」「職場環境」「労働時間」が続きます。つまり、仕事内容に満足している人は仕事に対する総合的な満足度も高くなり、反対に、職場環境や労働時間に満足していても仕事内容に満足できていない人は、総合的な満足度が低くなる傾向が見られます。
働き方改革の影響か、「柔軟な働き方」を評価する声が目立つ
本満足度調査では、5つの指標の中で「労働時間」に対する満足度の平均点が67.4点と最も高い結果となりました。労働時間の満足度が高かった上位20職種のうち、半数以上が企画・管理系の職種であり、「残業、休日についての働き方の方針がある」「フレックスタイムかつ休みの希望が通りやすい」といった、メリハリのある働き方ができるというコメントが目立ちました。また、「働き方改革で残業削減に取り組んでいる」など、働き方改革が進む昨今、特に会社の管理部門に所属する職種では労働時間の改善に向けた取り組みの効果が感じられるコメントも多く見られました。企画・管理系の職種以外にも、職種を問わず、「フレックス、有給などをきちんと取るルールがある」「時間単位の有給取得などを積極的に採用している」など働き方改革に取り組んでいるといったコメントが見られます。メリハリを持って休めたり、柔軟に勤務スタイルが調整できたりすることが、労働時間に対する満足度の平均点がほかの4指標より高くなった要因だと考えられます。
(以上原文引用※詳細はタイトルをクリックしてください)
2017.8.29 DODA