- 人材開発情報
- 2021.12.01
働く1119人に聞きました。ビジネスパーソンが求めるリアルなウェルビーイング(日経BPコンサルティング)
働く1119人に聞きました。ビジネスパーソンが求めるリアルなウェルビーイング
働く人たちに聞きました。どのぐらい「幸せ」ですか?
最高に幸せなら10、不幸で最低の状態を1として、今の幸福度を10段階で尋ねたところ、それぞれ2割程度の人が、5(19.8%)と7(19.2%)、8(18.0%)を選びました。6以上を選んだ人を合計すると57.1%という結果です。ほとんどの年代で5を選んだ人の割合が多かったものの、40代(20.8%)と60代(26.9%)は8を選んだ人が最も多くなりました。
幸福度に影響を与えるものを優先順位とともに聞いたところ、1番目に影響を与えるものは、収入(29.3%)、健康(25.6%)、家族(20.1%)、自由時間(5.4%)、仕事のやりがい(5.2%)でした。2番目に影響を与えるものは、健康(21.2%)、収入(19.0%)、家族(12.8%)、仕事のやりがい(12.3%)、趣味(6.6%)。3番目に影響を与えるものは、収入(17.8%)、健康(14.3%)、自由時間(10.5%)、仕事のやりがい(9.6%)、家族(9.2%)という結果でした。いずれも「収入」「健康」「家族」が多くを占めていますが、2番目に影響を与えるものの4位に「仕事のやりがい」がランクインしています。
仕事とウェルビーイングの関係
幸福度の中で仕事(就業)の占める割合を聞いたところ、25%の人が、5(半分を占める)と答えていました。前出の幸福度との関連も見てみましたが、幸福度が高い人ほど仕事の比重も高いといった、明確な相関は認められませんでした。
ビジネスパーソンは職場でどんなときに幸せを感じているのでしょうか。仕事がうまくいったとき(40.5%)、給与が上がったとき(29.1%)、人間関係が良好なとき(26.1%)、好きな仕事をしている感じるとき(25.9%)が上位に挙がりました。
反対に、職場でストレスを感じるのは、人間関係がつらいとき(36.2%)が最も多く、仕事量が多すぎるとき(30.7%)、理不尽な扱いを受けたとき(29.1%)が続きました。
職場環境に求めるもの
職場環境として重視する点について尋ねたところ、自分の成長が実感できる(16.4%)、まわりと最適なコミュニケーションが取れる手段がある(16.3%)、仕事のモチベーションを高めてくれる(15.8%)などが多く挙がりました。「あてはまる」と「ややあてはまる」を合わせると、仕事のモチベーションを高めてくれる(59.6%)点が1番求められているという結果でした。
(以上原文引用※詳細はタイトルをクリックしてください)
2021.11.30 日経BPコンサルティング