- 人材開発情報
- 2016.09.23
平成 27 年転職者実態調査
【調査結果のポイント】
〔事業所調査〕
1 「一般労働者(いわゆるフルタイム労働者)がいる事業所」のうち、「転職者(注1)がいる 事業所」割合は 35.7%であり、「雇用期間の定め無し転職者がいる事業所」は 30.4%、「1 年以上の雇用期間の定め有り転職者がいる事業所」は 9.5%となっている。【5頁 表1】
2 転職者を採用する理由(3つまでの複数回答)は、「管理的な仕事」及び「専門的・技術 的な仕事」は、「経験を活かし即戦力になるから」及び「専門知識・能力があるから」の割 合が高く、その他の職種は「離職者の補充のため」の割合が高い。【8~9頁 表4】
3 今後3年間に「転職者を採用する予定がある」事業所割合は 52.6%であり、このうち、「転 職者を優先して採用したい」が 33.2%、「新規学卒者を優先して採用したい」が 12.2%とな っている。【13 頁 表9】
〔個人調査〕
1 転職者が直前の勤め先を離職した主な理由は、「自己都合」が 75.5%と最も高い。「自己 都合」による離職理由(3つまでの複数回答)は、「労働条件(賃金以外)がよくなかった から」が 27.3%で最も高く、次いで「満足のいく仕事内容でなかったから」が 26.7%、「賃 金が低かったから」が 25.1%となっている。【20 頁 表 15、表 16】
2 転職者が現在の勤め先を選んだ理由(3つまでの複数回答)は、「仕事の内容・職種に満足 がいくから」が 40.8%で最も高く、次いで「自分の技能・能力が活かせるから」が 37.5%、 「労働条件(賃金以外)がよいから」が 24.9%となっている。【24 頁 表 21-1】
3 転職者の現在の勤め先における職業生活全体の満足度について、D.I. (注2)(「満足」-「不 満足」)は、43.0 ポイントであり、男が 42.9 ポイント、女が 43.2 ポイントとなっている。 【25 頁 表 22】
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2016.9.20 厚生労働省