- 人材開発情報
- 2025.02.21
従業員の働きがいを高める“知覚された組織支援(POS)”についての研究(リクルートマネジメントソリューションズ)
従業員の働きがいを高める“知覚された組織支援(POS)”についての研究
POSは、Eisenberger et al. (1986)によって提唱された概念で、「従業員の貢献を組織がどの程度評価しているのか、従業員のwell-beingに対して組織がどの程度配慮しているのかに関して、従業員が抱く全般的な信念」と定義されている。「従業員にとって、組織が自分の貢献を評価し、自分の幸福を気にかけてくれているという知覚」を示しています。従業員は高いPOSをもつほど、組織に対する好意を高め、組織の目的達成のために貢献しようと努力すると言われている。
POSを高める主要因
HR施策、組織公正性、上司支援の3点。つまり、組織としてのHR施策が充実しており、評価に公正さを感じられ、上司の適切な支援が得られていると従業員はPOSを高めることが知られています。
- 上司から公正に評価されることで、メンバーのPOSが高まること、メンバーのPOSが高まることで、パフォーマンスやコミットメントにつながる
- 上司自身が公正に評価されていると感じることで、上司のPOSが高まること、上司のPOSが高まることで、メンバーの公正性も高まり、メンバーのPOSにつながる
- HR施策が充実している組織(家庭支援&能力開発充実型)は、上司のPOS、メンバーの公正性を高める可能性がある
(以上原文引用※詳細はタイトルをクリックしてください)
2025.2.17 リクルートマネジメントソリューションズ