- 人材開発情報
- 2024.08.02
第2回「従業員の品質意識」調査(日本能率協会総合研究所)
調査結果のポイント
- 生産・製造・開発部門において、品質に関する内部統制が十分に機能していない
◇最近5年間に勤務先で品質問題が発生した方は、上場企業の生産・製造や開発現場の従業員の6割
◇その多くは「対外的な問題」を体験し、「社内で出荷前に解決した問題」のみの方は4%にすぎず、内部統制が不十分 - 品質規定・基準から外れた業務が見られる等、内部統制の不全が品質問題の再発に影響している
◇生産・製造や開発現場の従業員の15%が、品質規定・基準から外れた業務を目撃したことがある
◇そのうち約6割は、職場で同じ品質問題が再発している - 品質リスクに繋がる芽が散在しており、内部統制だけでなく、組織風土にも起因している
◇生産・製造や開発現場の従業員の約6割が、日頃から品質問題に繋がりかねない経験を持っている
◇「品質に関する違和感」を感じたことがあるのは4割で、そのうち1/4は報告していない。品質に関する周囲の違和感も指摘しない等、組織風土にも課題が見られる - 経営陣の品質に関するメッセージは、「問題の防止または低減」の趣旨として受け止められている
◇自社経営陣の品質に関する考えを、生産・製造や開発現場の従業員の約6割は「問題の防止または低減」と認識
◇「高品質企業として競争力向上」との認識は約15%
(以上原文引用※詳細はタイトルをクリックしてください)
2024.7.30 日本能率協会総合研究所