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  • 2018.06.04

管理職4,000人の意識調査(科学技術・学術政策研究所)

管理職4,000人の意識調査

結果
日本国内の企業に常勤の管理職(正社員のうち、課長級及び部長級以上で部下を3人以上有する者)として勤務する 40 歳代と 50 歳代の男女 4,000 人(男性 3,847 人、女性 153 人)より回答を得て集計・解析したところ、以下のことが明らかとなった。
○ 理系の回答者は、理系以外の回答者と比べて、就職時の決定要因として「専門性の活用」と「幼少期からの夢や憧れの実現」を考慮要因として重視する傾向が認められた。
○ 業務に役立つスキル・能力は、職位によって変化する。職位の上昇に伴って必要性が減っているように認められるスキル・能力(「課題を知る力」「課題を解決する力」「コミュニケーション能力」「業務の遂行能力・倫理観」等)は、「不要になった」のではなく、新たに必要となるスキル・能力が既存のレベルに追加された結果、相対的に必要性が減少して見えると理解して良いものと思われる。このような職位の上昇に伴って必要性が減っているように認められるスキル・能力は、企業人のベースとして備わっていて欲しいスキル・能力と考えられる。その一方で、一般社員時代から主任・係長級時代、課長級時代、部長級以上と職位が上がるに伴って、「リーダーシップ」「部下(後輩)の管理・育成能力」「ビジョン・政策立案力」「俯瞰力」「社会的視野」は新たに必要性(比重)が増してくるスキル・能力である。

(以上原文引用※詳細はタイトルをクリックしてください)

2018.5.31 科学技術・学術政策研究所

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