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  • 2022.08.04

マネジャーの実態調査 ~現役マネジャーが何に悩んでいるのか~(ジェイフィール)

マネジャーの実態調査 ~現役マネジャーが何に悩んでいるのか~

<定性調査のレポートサマリー>

多くの現役マネジャーが「従来型マネジメントが通用しない」という悩みを抱えていた
1.MBO(目標管理)が通用しない

  • 環境変化が激しく年初の目標が意味を持たず、その場での現場対応が進む。
  • ジョブ型で年初に掲げなかったものを、メンバーが進んでやろうとしてくらない。
  • 情報共有ツールが高度化した結果、情報が階層を超えて共有されるケースが増えており、大きな意思決定は部長が行うようになり、課長の存在感が薄れていると実感する。

2.上下の価値観の違い

  • 上からは厳しい成果のプレッシャー、しかしメンバーには優しくしろ、と言われて戸惑う。
  • 課長に必要なのは、成果とタフネスさとゴルフの腕という認識がいまだにある。
  • 昇進を目指すことが前提の世代と前提ではない世代、上司の指示は絶対という認識と絶対ではない認識などの価値観の違いがあり、マネジメントの難しさが高まっている。
  • 自らは、上を目指す最後の世代という認識が強い。しかし、若い世代がマネジャーを志してくれるかは疑問が残る。マネジャー人材に懸念がある。

3.マネジメントの変化

  • これまでの常識:会社の価値観を浸透させること。
  • 上司は出世をさせることが幸せという考え、メンバーは別のことに幸せを感じていると思う。
  • これから(今)の常識:個々の価値観を受け入れること。
  • 課長がメンバーに1on1を申し入れても、素直に受けてもらえない。

 

<定量調査レポートのサマリー >

  •  40%超のマネジャーが部下の育成に苦労を感じている。今後も人材の育成、ケアの重要度が高まる中、実態として部下(人の)マネジメントに使える時間は15%程度であり、将来の組織力低下が懸念される。
  • マネジメント業務への魅力度の低下とメンバーの能力蓄積の低下により、次世代のマネジャー人材の不足(希望者不足 / 能力不足)が懸念される

(以上原文引用※詳細はタイトルをクリックしてください)

2022.7.27 ジェイフィール

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