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  • 2019.12.05

働くシニアの意識とシニアの雇用に関する調査(アデコ)

働くシニアの意識とシニアの雇用に関する調査

【調査結果まとめ:働くシニアを対象にした調査】

  1. 7割を超える働くシニアが、現在働いている理由として「当面の生活費を得るため」と回答。
  2. 働くシニアは現在の「職場」と「仕事」のどちらに対しても満足度が高く、やりがいも感じていたが、給与に関しては半数以上が不満を抱いていた。
  3. 6割以上の働くシニアが、これまでに培った知識やスキル、ネットワークを生かせていると回答する一方、新しく得た知識やスキル、ネットワークを生かせていると回答したのは約1割のみ。また、働くシニアの約半数が再雇用などの継続雇用制度を利用して就労しているが、そのうち学習や訓練の機会を得たのは2割未満。
  4. 65~69歳のグループでは、「働き続けられればいつまでも働きたい」と回答した人数が60歳~64歳のグループに比べて約2倍となった。

【調査結果まとめ:人事担当者を対象にした調査】

  1. シニアの雇用は再雇用などの継続雇用制度に基づくものがほとんどで、外部からの採用や定年の廃止を実施している企業は少なかった。
  2. シニアを雇用している企業の多くが人手不足のなかでの即戦力として雇用しており、そのメリットも感じていて、今後も継続的にシニアを雇用する姿勢を見せた。
  3. 現在、企業に対しては高年齢者の雇用安定措置を講じることが義務付けられているが、シニアを雇用していない企業の人事担当者の約7割が、この雇用安定措置について認知していなかった。
  4. シニアを雇用していない理由として、6割以上が「社内にシニア向けの仕事がない」回答した。
  5. シニアを雇用していない企業の人事担当者の4割が今後もシニアを雇用する計画・意向がないと回答した。雇用するために必要な条件を尋ねたところ、「業務スキル」「生産性」「健康」が主に挙げられた。

(以上原文引用※詳細はタイトルをクリックしてください)

2019.12.4 アデコ

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