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  • 2014.08.29

第3回「職場のコミュニケーションに関する意識調査」結果(日本生産性本部)

第3回「職場のコミュニケーションに関する意識調査」結果

公益財団法人日本生産性本部(理事長 松川昌義)は、2013年6月から日本生産性本部主催の階層別公開セミナー等の受講者のうち、管理職層と一般社員層を対象に2種類のアンケートを実施した。
 今回は管理職層の回答の中から課長職のみの回答417件、一般社員層の回答の中からは入社2年目社員から係長・主任・職場リーダークラス(部下評価権限のない方々)までの回答1045件を抽出し、比較分析を行った。結果概要は以下のとおり。

1.部下、または後輩の仕事への「やる気を感じている」課長は、78.2%。一方、能力や仕事ぶりに満足している課長は42.7%。
(1)部下、または後輩の「やる気を感じている」課長が78.2%である一方、部下の「仕事ぶり」に満足している課長は42.7%にとどまるなど、上司が感じる部下のやる気と意欲、能力の間にギャップが生じている。
(2)自分自身の今の能力に「満足していない」一般社員は、91.9%。

2.人材育成を「自分の役割である」と回答した課長は93.3%。一方、部下、または後輩に対し個別の育成目標を持っている課長は55.4%。
(1)人材育成について、「自分の役割である」と回答した課長は93.3%。一方で、一般社員の88.3%が、自分自身の能力を今後「高めたいと感じている」
(2)部下、または後輩に対し個別の育成目標を「持っている」課長は55.4%。一方、上司から能力開発についての説明を「受けていない」一般社員は64.2%。(以上原文引用)

2014.8.28  日本生産性本部

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