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  • 2015.11.25

若手女性社員の育成とマネジメントに関する調査研究(21 世紀職業財団)

若手女性社員の育成とマネジメントに関する調査研究

【調査結果のポイント】

1.均等法第三世代の若手女性社員

○キャリアの不安が大きい

・「子どもを育てながら仕事を継続するに当たって、不安を感じることがある」若手女 性社員は 58.5%。

・上司に恵まれ、がんばれば乗り越えられる程度の仕事を与えられ、達成感・成長感を 感じられる仕事の経験をし、かつ、身近なロールモデルがいる場合は、将来像を描け、 また多少の試練を乗り越える覚悟または楽観ができている(インタビュー調査より)。

○昇進意欲は男性より低い

・「管理職になりたい」若手女性社員は 14.3%で、若手男性社員 47.9%に比べ低い。

・昇進意欲の維持・向上には、「仕事を面白いと感じた経験」や労働時間が長時間でない こと等が必要。

 

2.若手女性社員を部下に持つ管理職

○性別役割分担意識は根強い

「女性の幸せは仕事より結婚や出産にあると思いますか」に「そう思う」「まあそう 思う」とした男性管理職は 33.8%。

○仕事の与え方が男女部下で異なる 女性部下より男性部下に、「困難な仕事を付与」「責任の重い仕事を付与」「より多く の仕事を付与」とした男性管理職は 3 割強。

○管理職昇進への働きかけが男女部下で異なる 男性部下に対して「管理職昇進への意欲を持つようよく働きかけている」管理職は 31.7%である一方、女性部下に対しては 17.9%。

○育児中の女性に過剰な配慮 「育児中の女性には困難な仕事をさせないように配慮している」男性管理職は 42.4%。

 

3.若手女性育成のための三位一体の改革

若手女性社員が男性社員と同様に企業の中で活躍していくためには、女性本人の努力と ともに、上司の育成、企業(人事部門)の取組が重要。

(以上原文引用※詳細はクリックしてください)

2015.11.19  21 世紀職業財団

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