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  • 2016.06.01

2015年度 新規学卒者の採用活動・管理の実態調査(産労総合研究所)

2015年度 新規学卒者の採用活動・管理の実態調査

調査結果のポイント

(1)採用活動の状況と採用人数の動向

・回答企業の96.3%が採用活動を行っており、学歴別に採用者の有無をみると、大学院卒49.1%、大学卒91.9%、短大・高専・専門学校卒41.8%、高校卒47.7%。

・前年度に対し採用人数が増えた企業は40.1%、「ほぼ同じ」とした企業が35.6%、「減った」企業は24.3%だった。

 

(2)経団連「採用選考に関する指針」に対する対応

・「基本的には指針を遵守」44.7%、「遵守の方針だったが途中で変更」18.8%、「最初から意識せず活動」33.0%。

 

(3)採用にあたりとくに重視する人材要件

・重視する人材要件を従業員の平均年齢別にみると、性格面については、40歳未満の企業では「積極性」が、40歳以上の企業では「協調性」が5割超となった。

・能力面については、いずれも「コミュニケーション力」が8割前後で断然トップ。

 

(4)内定者フォローの実施状況

・各社の内定者フォローの実施状況をみると、「実施した」は全体の93.5%。1,000人以上企業99.0%、300~999人企業95.1%に対し、299人以下企業は81.5%とやや低い。具体策としては、「懇談会・食事会の開催」77.5%が最多。

 

(5)採用活動に要した費用

・採用活動にかかった費用の総額は平均1,146.7万円。採用者1人あたりでみると平均39.1万円(前回38.5万円)。

 

(6)採用担当者の実態

・採用担当者の平均人数を聞いたところ、調査計で4.9人(うち専任者1.6人)となった。前回調査時に比べ人数は増えているが兼務者も多く、「マンパワー不足」を課題としてあげる企業も少なくない。

(以上原文引用※詳細はタイトルをクリックしてください)

2016.5.30 産労総合研究所

 

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