PERSONNEL INFO 人材開発情報

  • 人材開発情報
  • 2020.11.04

2020年度 教育研修費用の実態調査(産労総合研究所)

2020年度 教育研修費用の実態調査

主なポイント

1.【教育研修費用総額と従業員1人当たりの教育研修費用】
・ 教育研修費用総額の2019年度の予算額は7,737万円、実績額は6,599万円、2020年度の予算額は7,370万円で、前回調査と比較すると、いずれも増加している。
・ 従業員1人当たりの2019年度実績額は35,628円で、前回調査より1,021円アップ。2020年度予算額は39,860円。

2.【教育予算の増減状況と今後1~3年の方向性】
・ 2019/2020年度で予算額を比較した場合に、「増加」41.9%、「減少し」45.7%で、前回に続き減少が増加を上回る。
・ 教育研修費用総額の今後1~3年の見込みは、「やや減少」、「かなり減少」が増加し、コロナ禍の影響を感じさせる。

3.【管理職研修の実施状況】
・ 役職別にみた管理職研修の実施率は、係長研修65.9%、課長研修85.4%、部長研修52.8%。
・ 管理職研修を実施するタイミングは、係長研修、課長研修、部長研修とも「新任時」が最多。

4.【管理職研修(課長研修)で取り上げるテーマ】
・ 管理職研修で取り上げるテーマについて、とくに実施率が高い課長研修をみてみると、「部下育成・管理」が最多の87.4%。次いで、「組織管理」64.0%、「メンタルヘルス」57.7%などと続く。

5.【入社から役職につくまでの平均年数】
・ 新規学卒者が入社から役職につくまでの平均年数は、係長10.3年、課長17.6年、部長25.1年で、2007年調査時と変わらず。

(以上原文引用※詳細はタイトルをクリックしてください)

2020.10.30 産労総合研究所

top