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  • 2024.05.30

女性管理職の育成・登用に関する調査概要(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)

女性管理職の育成・登用に関する調査概要

調査結果の概要

 管理職(課長相当以上)昇進を目指すと回答した女性非管理職は 15.5%にとどまり、男性非管理職の24.8%と比較して低い。

 「管理職になりたくない、なれない理由」は、男女共に「ストレスが増えるため」、「責任が増えるため」の回答割合が高い。また、管理職(課長相当以上)昇進を目指さない女性非管理職、男性非管理職の約 3割が「自分には管理職が向いていないと思うため」と捉えている。また、女性非管理職は、管理職に必要と考える資質の水準が高い一方で、自己評価が低い。

 男女共に、仕事経験に対する自信、評価が昇格に反映されることへの納得感、自律的キャリア形成支援の実施度が高いほど、管理職への昇進意向も高い傾向にある。

 管理職に対して管理職を目指した理由を確認すると、女性管理職は男性管理職と比べて、「会社や上司から仕事を評価されたため」、「自身の知識や経験で、組織に貢献したいと思ったため」、「上司に管理職になるよう説得や励ましを受けたため」などの回答割合が高い。

 勤務先の女性活躍推進の取組みについては、約3割が「女性の活躍推進の取り組みをしているが、効果は出ていないと感じる」と回答している。

 女性管理職を増やす施策として、「経営層が女性活躍推進のリーダーシップをとること」、「性別に関係なく配属を行うこと」、「性別に関係なくやりがいのある仕事を与えること」、「意欲や能力の高い女性を早い段階で幹部候補として選抜すること」、「労働時間の長さではなく、仕事の成果をきちんと評価すること」などが必要だが、勤務先の取組みが進んでいると認識している女性管理職は少ない。

(以上原文引用※詳細はタイトルをクリックしてください)

2024.5.28  三菱UFJリサーチ&コンサルティン

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