- 人材開発情報
- 2019.04.10
従業員研修の実施状況に関するアンケート結果(東京商工会議所)
調査結果
■研修費用について
(1)2018 年度研修費用の前年度比と増加の理由 「増加」(42.7%)が最も多く、「変わらない」(10.3%)、 「減少」(4.3%)となった。2018 年度は、半数近くの企業が研修費用を増加させた。増加の理由と しては、「人材育成への経営者の関心が高まったため」(46.9%)が最も多く、次いで「研修を受け させる対象者層が広がったため」(35.9%)となった。
(2)2019 年度研修予算の前年度比と増加の理由 「変わらない」、「増加」を合わせて 75.3%となり、 「減少」は 6.3%と僅かだった。2019 年度も研修費用の増加傾向が見込まれる。 増加が見込まれる理由は 2018 年度の研修費用の増加理由と同様に「人材育成への経営者の関心が 高まっているため」(51.6%)、「研修を受けさせる対象者層を広げるため」(45.2%)の順に多い。
■重点的に育成したい階層と求めるスキル・期待する内容について
(8)今後重点的に育成したい階層と、その階層に身につけさせたいスキル・期待すること 重点的に育成したい階層は、「中堅社員(社会人経験 4 年~10 年)」(72.7%)、「管理職候補」(57.3%)、 「若手社員(社会人経験 2~3 年)」(53.3%)が上位となっている。階層ごとに身につけさせたいス キルを聞いたところ、「中堅社員(社会人経験 4 年~10 年)」以上の全階層で「部下・後輩の指導・ 育成力」を半数以上が選択、「課長」を選んだ企業では、92.4%が選択している。 また、「部署特性に紐づいた知識」については、「課長」「部長」「役員・経営幹部」のいずれの層 においても 40%以上の選択があり、管理職層にマネジメントだけでなく、プレイングマネジャーと しての実務能力も求めていることが伺える。
(以上原文引用※詳細はタイトルをクリックしてください)
2019.4.9 東京商工会議所