- 人材開発情報
- 2019.09.24
成長企業における人材・組織マネジメントに関する実態調査(リクルートマネジメン トソリューションズ )
成長企業の約 5 割が「次世代リーダーが育っていない」という課題に直面
「管理職の成長が期待に届かない」「管理職のメンバーマネジメントに不足がある」という声も多数
■調査結果より一部抜粋
●組織規模が大きくなるにつれ、「組織成員のうち新卒採用の割合が高い」という回答割合が高い。
全体としても「中途採用のみの組織である」と回答したのは、わずか 8%だった。
●経営者・事業責任者・人事責任者が直面している「採用」「異動・配置」「評価・報酬」「育成」「代謝」
「組織開発」における課題として、約 5 割が「次世代リーダーが育っていないこと」と回答。
次いで多かったのは、「採用ブランドが低く欲しい人材が集まらない」(45.3%)、「採用した人のパフォーマンスが上がらない」(40.7%)といった、採用や採用した人材のパフォーマンスに関する課題という結果に。
●ティール組織の枠組みを用い※、成長企業の経営者・事業責任者の「理想とする組織タイプ」と「現在の組織タイプ」を比較すると、現実と理想、どちらにおいても最も選択率が高かったのは、「一定の階層はあるが、成果を上げた従業員が評価を受け出世することができる組織」だった。
※参考:「ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現」(英治出版, 2018 年)
●成長企業が導入している人事制度の工夫としては、「育児休暇制度」(67%)、「裁量労働制・フレックス制度」(32.7%)など、働きやすさを高める制度の回答割合が高かった。
また、「全社員が一堂に会するイベント(社員総会など)」を約 4 割、「経営陣との交流会」を約3割の企業が用意しており、経営と従業員との意図的なコミュニケーションの機会を設けていることが明らかになった。
(以上原文引用※詳細はタイトルをクリックしてください)
2019.9.20 リクルートマネジメン トソリューションズ