PERSONNEL INFO 人材開発情報

  • 人材開発情報
  • 2020.04.30

テレワーク実態調査(前編)(リクルートマネジメントソリューションズ)

テレワーク実態調査(前編)

結果のポイント

●テレワーク経験者は全体で 3 割弱、販売系は 1 割を下回る
●テレワーク環境下では、管理職層の半数が「部下がさぼっていないか心配である」と感じている
●テレワーク未経験の管理職層の約 67%は、「必要な時に業務指示を出したり、指導をしたりしづらい」「チームビルディングができない」ことを不安に感じている。一方で、経験があるマネジメント層でも約 60%が同じく不安に感じていることから、これらの不安はテレワークを実際に経験することによって解消されないことが明らかに
●テレワーク経験がある管理職層が、未経験の管理職層に比べてより不安に感じているのが「部下の心身の健康の悪化の兆候を見逃してしまうこと」で、約 7 割が感じている
●テレワーク経験がある管理職層の方が、テレワークを「部下が自己管理の習慣をつける」「部下が
無駄な業務を減らす」「部下が生産性を高める」「部下がワーク・ライフ・バランスを改善する」
「管理職がマネジメント能力を高める」機会と、前向きにとらえている

●管理職・一般社員の双方において、テレワークを実際に経験した人の半数以上が、生産性や仕事へのやる気が向上すると考えている
●テレワーク経験者の半数以上が課題に感じていることは、「テレワークを利用できる人と利用できない人の分断」「ツールへの習熟度による足並みのばらつき」
●「労働時間」は減る人のほうが多いが増える人もおり、2 極化
テレワーク環境下では、中断が減るなどして生産性が高まり、生活や健康に振り向ける意識や時間が増
える一方で、さびしさや不安を感じることも増え、つながりが希薄化する傾向も。
●テレワーク環境下のコミュニケーションは、「雑談や思いつきレベルのアイディアの共有」「感謝の言葉をかけたり、かけられたりする機会」「同僚と、お互いの仕事の進捗を気にかけ、助けあう機会」が減ると感じる人が多い。
●テレワーク環境下でこそ必要なスキルは「文章で人に情報や要望を分かりやすく伝えること」が 79.0%で最多
続いて【セルフマネジメントのスキル(「仕事の計画を自分で立て、進捗を管理すること(65.1%)」「上司や関係者への報告を適切に行うこと(62.6%)」)】。また、ぞれぞれのスキルが実際に身についていると考えている人は約半数。

(以上原文引用※詳細はタイトルをクリックしてください)

2020.4.28 リクルートマネジメントソリューションズ

top