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  • 2020.10.26

「職業」に関する人の意識・行動(電通総研コンパス)

「職業」に関する人の意識・行動

結果の概要

■「職業」にかかわる変化の予兆
新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、社会のことを考える機会が「増えた」人が55.4%と過半数を占めました。
そんななか、 81.1%の人が日本社会において職業のあり方に「変化が生じる」のではないかと感じています。
自分がついている職業について、過半数の人が現在の職業に「満足している(57.2%)」一方で、「デジタル化や技術の進歩などの影響を受ける(60.9%)」と、変化の予兆を敏感に感じており、10年後、職業自体は存在するが「変化する(58.7%)」と考える人が多数を占めました。

■「転職」という選択肢も見据えて
これまでに職業を変えたことがある人は51.4%でした。今後については、同じ組織内での職業変更も含めて「違う職業・仕事につくこと(42.9%)」を考えている、「考えていない/わからない(36.5%)」、「今の職業・仕事を極めたい(20.6%)」と、人それぞれの考えが浮かび上がりました。10年以内に職業を変える可能性について、「ある(38.4%)」と回答した人がもっとも多かったものの、「どちらともいえない(32.7%)」、「ない(28.9 %)」と回答した人も少なくなく、ほぼ三分した形となりました。
労働市場が流動化し、人びとを支える社会のしくみが整備されれば、今後、職業を変える人も増えるかもしれません。

■ 変化に向けて、「専門知識やノウハウ・スキルを学ぶ」ことに関心
職業をとりまく社会環境の大きな変化が予測されるなか、「より良い仕事や収入を得ることを目的とした能力開発」に取り組んでいる人は62.5%。さまざまな取り組みのなかでも、「専門知識やノウハウ・スキルを学ぶ(30.9%)」ことへの関心が高いようです。変化の予兆を敏感に感じ、変化に向けて前向きに行動しようとする人びとによって、日本社会が活性化されることが期待されます。

(以上原文引用※詳細はタイトルをクリックしてください)

2020.10.22  電通総研コンパス

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