- 人材開発情報
- 2023.09.27
内定者研修に関する調査結果(ライトワークス)
【調査の概要と調査結果の抜粋】
①近年の内定者への調査
Q1.内定後に不安に感じたこと
内定後に不安を感じたこととしては、「仕事をできるようになるか」という回答が49.5%で最多となりました。「期待されている成果を出せるのか」も2割以上、26.0%の方が選択されました。
このことから、 入社後に活躍できるのか自信が持てなかった内定者が多いことが推定されます。
2番目に多い回答は「この会社に入社を決めてよかったのか」(31.4%)となっており、内定後にも入社に対する迷いを感じていることがわかります。
Q5. 内定者研修があったことを良かったと感じた理由
「入社後の仕事についてイメージできたから」という回答が56.5%で最多となりました。その他にも「社会人として必要な知識やマナーが身についたから」が42.0%、「入社後に活かせるスキルが身についたから」が34.8%と、業務につながる知識を得られたことを良かったと感じている内定者が多いようです。
また、「内定者同士や先輩社員とコミュニケーションをとれたから」という回答も53.6%と過半数が選択していました。
Q9. 内定者研修ではどのようなことが学べると良いと思うか
多くの回答を集めたのは「社会人へのマインドセット」(40.5%)、「入社予定の企業・業務に関する知識」(39.8%)でした。内定者研修が実施されて良かった理由として研修を通して入社後のイメージできた点を挙げていた方が多かったことからも、実務や職場について学べるカリキュラムが求められていることがわかります。「ビジネスマナーやパソコンスキル」も34.8%と多くの方が回答しています。
②企業への調査
Q4.内定者研修を実施する目的
内定者研修の目的として、最も多く挙げられたのは「内定者の不安解消やエンゲージメント向上」(34.1%)でした。続いて、「必要な知識・スキルの習得による早期戦力化」、「内定辞退の防止」が挙げられています。
Q6.内定者研修の実施形式
内定者研修の実施方式としては、「集合研修」(60.5%)「オンライン研修」(59.7%)がほぼ同率となりました。「eラーニング」での実施は40.3%。
Q7.内定者研修における課題
内定者研修における課題として最も多く挙げられているのは「人的リソースが足りない」(44.2%)という点です。2番目に多い「研修が形骸化してしまっている」(38.0%)という回答も、改善策を検討する余裕がないことが遠因にあることも考えられます。
また、「実施による効果が可視化できない」(31.8%)という回答も目立つ結果となりました。
(以上原文引用※詳細はタイトルをクリックしてください)
2023.9.14 ライトワークス