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  • 2020.11.24

従業員エンゲージメントと金融リテラシーの関係性について(MUFG資産形成研究所)

従業員エンゲージメントと金融リテラシーの関係性について

レポートサマリー

企業勤務者の“エンゲージメント”

 企業勤務者(一般社員)のエンゲージメント(勤務先推奨度)は、若年層程高い。〈10頁〉
 従業員エンゲージメント(勤務先推奨度)との相関が相対的に高い要素は、「会社の理念」(会社の理念や考え方に共感できる)や「職場雰囲気」(職場の雰囲気や考え方が自分に合っている)。 〈15頁〉
 「研修・教育」は勤務先に対する評価が低い要素であるからこそ、改善余地は大きいと考えられる。〈13、17頁〉

金融リテラシー別の仕事観

 金融リテラシーが高く、年代が若い程、マネジメント職に就くことに対して前向きな傾向があり、自律的なキャリア形成への意識も高い。〈23、24頁〉
 50代以上のベテラン層については、金融リテラシーが高い程、終身雇用を望む人や、定年後も働く意欲がある人が多い。〈21、22頁〉

従業員エンゲージメントと金融リテラシー

 勤務先が金融教育の機会を提供している場合、従業員のエンゲージメント(勤務先推奨度)が相対的に高い傾向が確認できた。〈28頁〉
 また、金融教育を受けた人は金融リテラシーが高い傾向があると共に、金融リテラシーが高い人程、勤務先からの研修機会の提供を重要視し、機会が提供された場合に、勤務先への愛着や貢献意欲が高まると回答している。〈29、30、31頁〉
 企業が金融教育機会を提供することにより、エンゲージメントが高まる可能性があるといえる。

(以上原文引用※詳細はタイトルをクリックしてください)

2020.11.21 MUFG資産形成研究所

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