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  • 2022.10.14

「シニア世代の就業」に関する意識調査(Indeed)

「シニア世代の就業」に関する意識調査

■調査結果要約

  1. シニア期(60代・70代以降)に働く意欲や必要性の有無
    • 50代〜70代の58.3%がシニア期も「働きたい」もしくは「働く必要がある」と感じている
      • 年代が低いほど働く意欲や必要性を感じている割合は高く、50代で75.5%、60代で58.3%、70代で41.0%。
      • 現在就業している人は、雇用形態問わず約9割がシニア期も働き続ける意欲・必要性を持っている。
    • 約6割がアンコールキャリアに興味あり。
      • シニア期は「収入よりもやりがいや社会貢献を重視した仕事をした方がいい」と考える人は全体の58.0%、シニア期も働く意欲・必要性がある人の中では60.2%が該当。
      • 年代が上がるほどアンコールキャリアへの興味は高まり、50代で49.5%、60代で56.8%、70代で67.7%。
  1. シニア期も働くことに対する不安や課題
    • シニア期も働く意欲・必要性がある人のうち、92.7%が働くことについて不安や課題を抱えている
      • 不安や課題で最も多かったのは「健康状態を維持できるか」次いで「働く気力を維持できるか」。
  1. シニア期の働き方の検討
    • 55.9%が、シニア期の働き方について具体的に検討・行動を始めている。
      • 検討・行動を始めたタイミングは、「60歳以降」が33.0%、「55歳~59歳」が31.0%、「50歳~54歳」が23.9%。
    • シニア期も働く意欲・必要性がある人のうち、22.6%は働き方について具体的に検討していない。
      • 理由の最多は、「年齢が理由で仕事が見つからなさそう」次いで「考えてもどうなるものでもない」。
  1. 既にセカンドキャリアを歩んでいる人からのアドバイス
    • 19.1%がセカンドキャリアを開始している。10.8%は、アンコールキャリアを歩んでいるといえそう。
      • シニア期に働くことを見据えて行動し、現在就業している人(セカンドキャリア実践者)は全体の1%。年代別では、50代15.3%、60代29.8%、70代12.0%
      • セカンドキャリア実践者の56.8%(全体の10.8%)が、現在の仕事にやりがいを感じており、アンコールキャリアを歩んでいる傾向がある。
    • これからシニア期の働き方を考える人は「自分のスキル・能力を整理しておいた方が良い」
      • セカンドキャリア実践者からの、これからシニア期の働き方を考える人へのアドバイスは、32.7%が「自分のスキル・能力を整理しておいた方が良い」で最多。次いで「60歳以降のお金の問題について詳しく知っておいた方が良い」31.5%、「早いうちから考え始めた方が良い」28.9%。

(以上原文引用※詳細はタイトルをクリックしてください)

2022.10.7 Indeed

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