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  • 2021.12.01

人材育成と能力開発の現状と課題に関する調査(労働者調査)(労働政策研究・研修機構)

人材育成と能力開発の現状と課題に関する調査(労働者調査)

<職場の雰囲気>

  • 「人員がいつも不足している」とする割合が38.3%で最も高く、次いで「職場内で助け合う雰囲気がある」が 34.7%、「仕事のできる人とできない人の差が大きい」が 31.6%、「なるべく残業をしないという雰囲気がある」が27.5%、「女性正社員が男性正社員と同じように活躍している」が 23.2%、「先輩が後輩を教える雰囲気がある」が 21.9%、「職場の人がそろう機会が少ない」が 21.6%、「正社員と同様の仕事をする非正社員がいる」が 21.4%、などとなっている。
  • 「仕事のできる人とできない人の差が大きい」はおおむね規模が大きいほど回答割合が高くなっている

<会社の人材育成・能力開発の方針は明確か>

「どちらともいえない」とする割合が 39.8%で最も高く、次いで「そもそも方針があるかどうかわからない」が 25.5%、「明確ではない」が 18.9%、「明確である」が 15.8%となっている。規模別にみると、規模の大きい企業に勤める者ほど「明確である」と回答しており、「300 人以上」では約 2 割(19.8%)が「明確である」と回答している

<OFF-JT は役立ったか >

「どちらかというと役に立った」とする割合が最も高く53.8%で、次いで「役に立った」が 33.9%、「どちらかというと役に立たなかった」が 10.2%、「役に立たなかった」が 2.2%となっている。9 割近く(87.7%)が「役に立った」「どちらかというと役に立った」と回答している。

<自己啓発の実施状況 >

16.7%の人が自己啓発を「行った」と回答し、「行わなかった」は 83.3%となっている

<現状に対する評価>

◆働きがい

  • 「ある程度満足している」が最も割合が高く 46.9%で、次いで「やや不満である」が 30.1%、「不満である」が 13.8%、「満足している」が 9.3%となっている。
    規模別にみると、「満足している」との回答割合は 9 人以下で最も高い。
  • OJT を経験した人のほうが、OJT を経験していない人よりも「満足している」または「ある程度満足している」の回答割合が高い。
  • OFF-JTを受講した人のほうが、受講していない人よりも「満足している」または「ある程度満足している」の回答割合が高くなっている。
  • 自己啓発を実施した人のほうが、実施していない人よりも「満足している」または「ある程度満足している」の回答割合が高くなっている。

(以上原文引用※詳細はタイトルをクリックしてください)

2021.11.25 労働政策研究・研修機構

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